MENU

スペシャリストはもういらない!?なぜ中小企業になんでもできるゼネラリストが求められるのか?

  • URLをコピーしました!

多くのビジネスパーソンがスペシャリストを目指す一方で、中小企業では「ゼネラリスト」というキャリアパスが非常に強く求められています。

この動画では、なぜ中小企業がゼネラリストを必要としているのか、その背景と、ゼネラリストが果たすべき重要な役割を解説しています。

目次

中小企業が抱える「社長一人の限界」

中小企業がゼネラリストを求める背景には、主に2つの課題があります。

1. 圧倒的に不足している役員人材

優秀な人材が大企業やスタートアップを選ぶ傾向があるため、中小企業では経営課題を総合的に解決できる役員クラスの人材が不足しがちです。これにより、社長が多くの業務を一人で抱え込み、トップダウン型の組織運営になりやすくなります。

2. スぺシャリスト型の創業社長

創業社長の多くは、特定の分野で突出した能力を持つスペシャリストです。例えば、「営業は得意だが、マーケティングや組織づくりは苦手」といったケースが少なくありません。社長が苦手な分野を外部の専門家に任せても、相談すべき専門家が分からず、問題解決が停滞してしまうこともあります。

中小企業の成長を加速させる「ゼネラリスト」の役割

このような課題を解決するために、ゼネラリストが重要な役割を担います。

1. 経営課題のバランスを取る司令塔

ゼネラリストは、マーケティング、営業、人事など、多岐にわたる経営課題に対し、優先順位をつけながらバランス良く解決を進めることができます。社長と各部門、そして外部の専門家との橋渡し役となり、企業全体のブランド戦略を体系的に推進します。

2. 事業の成長エンジン

例えば、マーケティングでリードを増やしながら、並行して営業体制を強化し、さらに採用や人材育成も進めることができます。このように、複数の部門を横断して施策を実行することで、事業全体の成長を効率的に加速させ、企業の市場での存在感を高めることができます。

スペシャリストとして特定のスキルを極めることも大切ですが、複数の領域に精通し、企業全体の課題を解決できるゼネラリストは、中小企業の成長に不可欠な存在です。もしあなたがキャリアアップを考えているなら、この希少なキャリアパスに目を向けてみてはいかがでしょうか?

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事の監修者

1977年生まれ。福岡県出身。地元のシステム受託開発会社に営業として就職するも東京転勤をきっかけに、当時球団買収などで世間を騒がせていた株式会社ライブドアに2004年入社。斬新な企画によりセミナー事業の収益を大きく伸ばす。

同社退社後、2007年に株式会社びりかんを設立。過去の経験を活かし、ベンチャーや中小企業向けに総合支援代行サービスを開始。業種問わず、マーケティングから営業強化、組織構築、制度再設計、採用改善、業務効率化、システム導入など多岐に渡って支援。「倒産寸前の零細企業をわずか3ヶ月で月商を7倍まで引き上げV字回復」「数名規模のITベンチャーを支援して同じく毎月数千万円の赤字状態から半年で黒字化、わずか5年でマザーズ上場を達成」「地方の中小製造業で幹部育成を行い、各種業務改善をやり続けた結果、創業30年以来の最高益2億円を叩き出す」「SaaS企業でマーケティングと営業を改善しMRRを短期間で3倍にする」など数々の成功実績を持つ

これまでに支援した企業は120社を超え、うち4社は上場を成功させている(株式会社オークファン、株式会社サイバーセキュリティクラウド、株式会社ROBOT PAYMENT)。また、開催したセミナーやワークショップののべ参加人数は3000名を超える。

目次