営業力や戦略以前に、“人の在り方”が成果を左右する──
そう語り、顧客心理と人材育成を軸に、事業成果につながる組織づくりを支援しているのが、IDEA VISTA株式会社 代表の大野亜希子さんだ。
営業・接客といった個人の行動がそのまま業績に直結する領域で、現場と経営の間に入りながら、成果を「出す」だけでなく「出し続ける」組織へと導いてきた。
一人ひとりの特性を見極め、課題が解決するまで伴走する実行力こそが、大野さんの最大の強みである。
プロフィール

| 名前 | 大野亜希子 |
| 肩書き | IDEA VISTA株式会社 代表取締役 顧客心理コンサルタント/人材育成・組織づくり支援 |
| 得意分野 | ・営業/接客領域の人材育成 ・成果が継続する組織づくり ・マネジメント機能の再構築 ・顧客心理を活用した営業力強化 ・現場実行まで伴走するコンサルティング |
| 得意業界 | ・不動産 ・自動車販売 ・飲食 ・外資系アパレル ・美容サロン ・通信 ・商業施設(店長・現場指導) |
| HP | https://fashion-room.jp/realestate-alliance/ |
| Facebookアカウント | https://www.facebook.com/akiko.ohno.56 |
| サービス概要 | 顧客心理と人材育成を軸に、営業・接客など個人の行動が業績に直結する領域で、 成果を「出す」だけでなく「出し続ける」組織づくりを支援。 現場と経営の間に入り、戦略を実行に落とし込み、成果が出るまで伴走する。 |
| プロフィール・略歴 | 大手企業で教育体制の整った環境を経験し、「人を育てることが企業成長の源泉」であると実感。 顧客心理と人材育成を専門に独立後、BtoC領域を中心に営業・接客・マネジメント支援を行う。 現在はイデア・ヴィスタ株式会社代表として、事業成果につながる組織づくりを支援している。 |
| 主な実績 | 大手医療法人、正規自動車販売会社、外資アパレル小売、IT企業、商業施設、不動産売買、投資会社など、多岐にわたる業界で研修実績多数。 ・未経験の新人営業を短期間でマンション1棟契約に導く ・不動産会社の営業スタイルを改善し、紹介・指名で選ばれる組織へ転換 ・自動車販売業界で、機能していなかったマネジメント体制を再構築 ・営業・接客領域を中心に、成果が継続する組織づくりを多数支援 |
自己紹介と活動内容について
編集者まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
大野:イデア・ヴィスタ株式会社の代表として、顧客心理と人材育成を軸に、事業成果につながる組織づくりの支援を行っています。
営業や接客といった、個人の行動がそのまま業績に直結する領域を中心に、「戦略はあるのに現場が動かない」「人が育たず成果が続かない」といった課題を解決する役割を担っています。
現場と経営者の間に入り、戦略を“実行できる形”に落とし込み、成果が出るところまで伴走する。
最近は特に、事業成果につながる組織づくりの支援が活動の中心になっています。
この仕事を選んだ理由



この領域を専門にされた背景を教えてください。
大野:以前勤めていた大手企業では、教育体制が非常に整っていました。
その中で実感したのが、「教育と人材育成こそが、企業成長の一番の原動力だ」ということです。
どれだけ良い商品や戦略があっても、それを扱う“人”が育っていなければ成果は続きません。
この経験から、「人を育て、成果を出し続ける仕組みをつくること」に本気で向き合いたいと思い、今の仕事を選びました。
名刺にはあえて「顧客心理サルタント」と書いています。
人の心理を理解しない限り、営業もマネジメントも本質的な改善にはつながらないと考えているからです。
得意な支援領域と業界について



得意とされている支援領域や業界はどこでしょうか?
大野:一番得意なのは、営業・接客など、個人の行動が業績に直結する領域です。
成果が一時的に出ても続かない、マネジメントが機能していない、といった企業を多く見てきました。
業界は幅広く、不動産、自動車販売、飲食、外資系アパレル、美容サロン、通信、大規模商業施設での店長指導や臨店研修など、BtoC領域を中心に実績があります。
特に、コンサルティングセールスや高額商品を扱う企業とのご縁が多いですね。
「誰にも負けない」と思える専門性は?



ご自身の専門性の中で、特に「これだけは負けない」と思えることは?
大野:一番は、成果を「出す」だけでなく、「出し続ける」ところまで設計できることです。
もう一つは、一人ひとりの特性を見極め、課題が解決するまで徹底的に伴走する実行力。
組織の中で何がネックになっているのかを抽出し、言語化し、「何を変えれば、誰がどう動けば成果が出るのか」を明確にします。
理論だけで終わらせず、現場で“できるようになる”ところまで落とし込む。
そこは、他には負けない部分だと思っています。
印象的だった支援事例



これまでで印象に残っているご支援のエピソードはありますか?
大野:未経験で入社した新人営業の方を、数回の指導でマンション1棟の契約に導いた事例があります。
その方はスキル以前に、営業への向き合い方や顧客との距離感に課題がありました。
そこを一つずつ整えた結果、大きな成果につながりました。
また、不動産会社でロジック偏重だった営業スタイルを見直し、「紹介が生まれ、選ばれる営業」に変わったケースもあります。
さらに、自動車販売業界では、マネジメント層が機能していなかった組織の体制を見直し、運営の仕組みそのものを変革した事例もあります。
共通しているのは、「人の変化が、数字として表れた」という点ですね。
重視している「関わり方」とは?



支援の際に、特に大切にしていることは何かありますか?
大野:現場と経営の“間”に立つことです。
経営者の意図が現場に伝わらない、現場の実情が経営に届かない。
この分断がある限り、どんな戦略も成果にはなりません。
私は、個人の特性を見ながら、現場が「動ける形」に翻訳していきます。
人を変えるのではなく、「動ける状態」をつくる。
そこまで一緒にやり切ることを大切にしています。
今後、取り組んでいきたいこと



今後の展望について教えてください。
大野:大きく二つあります。
一つは、既存事業の強化です。
これまでの経験を分析・体系化した、「売れる人が持っている5つの要素」を軸にした オリジナルの「売れる営業プログラム」を、さらに広く展開していきたいと考えています。
もう一つは新規事業として、富裕層向けの資産運用・資産形成に関わる高単価不動産分野です。
信頼できるパートナーと共に、価値あるサービスを形にしていきたいですね。
支援スタイルをひと言で表すと?



ご自身の支援スタイルをひと言で表すとしたら?
大野:「人と事業を同時に前進させる、実行伴走型スタイル」です。
人だけ変えても、事業は伸びない。
事業だけ整えても、人が動かなければ意味がない。
だからこそ、両方を同時に前に進めることを意識しています。
読者へのメッセージ



最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。
大野:人が変われば、事業は変わります。必ず動きます。
どれだけ優れた戦略があっても、現場が動かなければ成果にはなりません。
私は、経営と現場をつなぐ存在として、
「動く組織」「成果が続く組織」を一緒につくっていきたいと思っています。
もし今、組織や人材で悩んでいるなら、ぜひ一度相談してほしいですね。











