「伝える力」ではなく「伝わる力」を育てる。
30年のアナウンサー経験と、NLP(成功心理学)を融合させた独自のメソッドで、
経営者・リーダー層の“心の奥にあるスイッチ”を押しているコミュニケーションコンサルタントの青山紀子さん。
全米NLP協会公認プラクティショナー、日本コミュニケーション能力認定協会「コミュニケーション能力1級」を持ち、大学講師としても後進の育成に力を注いでいる。
プロフィール

| 名前 | 青山紀子 |
| 肩書き | コミュニケーションコンサルタント 全米NLP協会公認プラクティショナー(成功心理学) 大学非常勤講師(名城大学・中京大学ほか) 元東海ラジオアナウンサー |
| 得意分野 | ・経営層・リーダー層向けコミュニケーション研修 ・心理学を活用した人材育成・組織開発 ・話し方・プレゼンテーション・傾聴指導 ・自己効力感向上のためのメンタルトレーニング ・ナチュラルコミュニケーション®メソッドによる企業コンサルティング |
| 得意業界 | ・金融・保険・製造などの伝統的業界 ・IT・クリエイティブ業界(若手層の人間関係支援) ・教育機関・大学(講義・ゼミナール) ・医療・福祉分野(対人支援職のコミュニケーション改善) |
| HP | |
| Facebookアカウント | https://www.facebook.com/noriko.aoyama.125/ |
| サービス概要 | ナチュラルコミュニケーション® アナウンサーとしての30年の表現力と、NLP(成功心理学)に基づく心理技法を融合した独自メソッド。 「自分らしく自然体で相手と関わる」ための5ステップを体系化し、企業研修・教育機関・個人トレーニングに展開。 経営者・管理職・若手社員の自己効力感を高め、組織の心理的安全性を育む実践型プログラムとして評価されている。 |
| プロフィール・略歴 | 岐阜県岐阜市出身。名城大学短期大学部卒業後、株式会社十六銀行に入社。 営業部・広報課で企業PR・イベント運営・映像制作に携わる。 その後マスコミ業界へ転身し、名古屋テレビ放送、東海ラジオ放送にて報道・情報・音楽・スポーツなど多岐にわたる生放送番組を担当。 これまでに取材・インタビューした人数は1万人超(藤井フミヤ、志村けん、阿部寛、武田双雲ほか)。 1997年、日本民間放送連盟賞ラジオ娯楽部門優秀賞を受賞。 その後、心理学を体系的に学び、NLPをベースに「ナチュラルコミュニケーション®」を構築(商標登録済)。 現在は企業研修・講演・大学授業を通じて、人間力に根ざしたコミュニケーション教育を実践している。 |
| 主な実績 | ・ホールディングス企業の70代社長の意識改革を支援。ネガティブ思考からの脱却を実現し、組織全体の対話文化を刷新。 ・IT企業の若手社員研修にて、参加者の人間関係改善・離職防止に寄与。 ・名城大学・中京大学など複数大学での授業満足度が平均98%を超える高評価(学校平均84%)。 ・個人指導では経営者・医療従事者・学生など延べ5,000人以上にプレゼンテーション・話し方指導を実施。 ・企業向けコミュニケーション研修を年間100回以上開催し、「人材を“人財”に変える講師」として信頼を集めている。 |
自己紹介と活動内容について
編集者まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
青山:私は「ナチュラルコミュニケーション®」という独自のメソッドを用いて、企業や教育機関でコミュニケーション支援を行っています。
主に経営層・リーダー層の方々に向けて、対話力や共感力を高めるための研修・コンサルティングを実施しています。
もともとは東海ラジオ放送のアナウンサーとして、報道・音楽・スポーツなど幅広い生放送番組に携わってきました。
これまでに取材・インタビューした人数は1万人以上です。
その現場経験と心理学の知見を融合し、現在は企業研修・大学講義・個人セッションの3軸で活動しています。
この仕事を選んだ理由



なぜこの「COO代行」という働き方を選ばれたのですか?放送の世界から、コンサルティングの世界へ。大きな転換ですね。
青山:そうですね。
岐阜市出身で、名城大学短期大学部を卒業後、十六銀行に入社しました。
営業や広報を経験する中で、もっと「人の心に関わる仕事」がしたいと思い、マスコミに転身しました。
アナウンサーとして多くの方の話を聞いていくうちに、「言葉には心の構造が表れる」と感じるようになりました。
でも、どれだけ話し方を磨いても、心が整っていなければ伝わらない。
そこに気づいたことが、NLP(神経言語プログラミング)を学ぶきっかけでした。
「伝える」から「伝わる」へ──この視点の変化が、今の仕事の原点です。
得意な支援領域と業界について



青山さんの支援の得意領域はどこでしょうか?
青山:経営者層やリーダー層のコミュニケーション支援が中心です。
特に「昭和型マネジメントから令和型リーダーシップへ移行したい」という方が多いですね。
また、IT業界のように若手社員が多い職場での人間関係改善も得意としています。
研修では、3〜4ヶ月の少人数制を採用し、録画やグループLINEを活用して1人ひとりにフィードバック。
単なる「話し方」ではなく、考え方や行動の“癖”を整えるプロセスを重視しています。
「誰にも負けない」と思える専門性は?



ご自身の専門性の中で、特に「これだけは負けない」と思えることは?
青山:それは、「ナチュラルコミュニケーション®」というメソッドそのものです。
アナウンサー時代に培った表現力と、NLPで学んだ心理学を融合し、
「自分らしく自然体で相手と関われる状態」をつくるための体系を作りました。
このメソッドは商標登録済みで、すでに企業研修や大学教育で導入されています。
コミュニケーションを“スキル”としてではなく、“人間力”として捉える点が特徴ですね。
言葉だけでなく、姿勢・感情・意図までも含めて“伝わる構造”を整える。
それが私の誰にも負けない専門性です。
印象的だった支援事例



これまでで印象に残っているご支援のエピソードはありますか?
青山:あるホールディングス企業の70代の社長をサポートした時のことです。
長年ネガティブな言葉を口にするのが癖になっていた方でしたが、研修を重ねるうちに社員から
「社長、最近変わりましたね」と声をかけられるようになったんです。
また、IT業界の若手エンジニアの方から「仕事だけでなく家庭でも人間関係が楽になった」と言われたことも印象的でした。
大学の授業でも、学生アンケートで自己最高の満足度4.9点(学校平均84%)を記録。
「先生のおかげで自分を好きになれた」と言われたときは、涙が出るほど嬉しかったですね。
重視している「関わり方」とは?



成果を出すために、関わり方で意識していることはありますか?
青山:「教える」のではなく「寄り添う」ことです。
私は受講者の“できない理由”ではなく、“変われる可能性”を見ています。
あるIT企業の社長から「青山さんは人を作ってくれる」と言われたことがあるのですが、
その言葉が今も私の支えです。
研修では、受講者が自分の言葉で自分の想いを話せるようになる瞬間を何より大切にしています。
そのために、心理学をベースに「自己効力感(自分はできると思える感覚)」を高める仕掛けを多く取り入れています。
今後、取り組んでいきたいこと



今後、さらに取り組んでいきたいことはありますか?
青山:これからは、経営者層への支援をより体系化していきたいと考えています。
トップの言葉が変わると、会社の空気が変わる。
“叱って伸ばす”から“共感で動かす”へ──
その意識変革を広げていくことが、私の使命です。
また、教育の分野でも活動を続けたいですね。
名城大学・中京大学などで講義を担当していますが、学生が自分の言葉で夢を語れるようになる瞬間が何より嬉しいです。
若者の「自己表現力」を伸ばすことは、社会の未来を変えることにつながると思っています。
支援スタイルをひと言で表すと?



ご自身の支援スタイルをひと言で表すとしたら?
青山:「心を解放する対話型コンサルティング」ですね。
相手の言葉を“直す”のではなく、“引き出す”。
相手の中に眠っている想いや価値観を丁寧に拾い上げていくことを大切にしています。
本音で語り合える関係が生まれたとき、自然と人は変わるんです。
読者へのメッセージ



最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。
青山:コミュニケーションに悩む方は多いですが、実は難しいことではありません。
少し自分を整えるだけで、相手との関係は劇的に良くなります。
言葉は“戦うための武器”ではなく、“つながるための橋”。
誰もが自分らしくいられる社会──私はそれを“コミュニケーション・ウェルネス”と呼んでいます。
人と関わることが心地よい、そんな職場や社会を一緒につくっていけたら嬉しいです。












