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【COO代行が語る】ジェネラリストは本当に役に立つのか?ジェネラリストの有用性

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中小企業やベンチャー企業が成長の壁にぶつかる原因は、多くの場合、特定の弱点や「ボトルネック」にあります。

この動画では、そのボトルネックを解消し、企業を次のステージへと導くジェネラリストの重要性について解説しています。

目次

中小企業が成長を停滞させる2つの理由

動画は、中小企業が成長しない主な理由として、以下の2点を挙げています。

1. 戦略の不在 特に創業期の企業に多いのが、自社の強みや市場での勝ち筋となる戦略が明確に定まっていないケースです。目の前の業務に追われ、長期的な展望を描けないため、場当たり的な経営に陥りがちです。

2. ボトルネックの存在 ある程度の収益が出始めた企業に多く見られるのが、事業の成長を妨げる特定のボトルネックがある状態です。例えば、良い製品があっても営業体制が整っていなかったり、マーケティングは成功していても組織がそれに追いついていなかったりするなど、強みを活かしきれていない状態です。

経営戦略は階層構造、全体を俯瞰するジェネラリストの役割

企業の戦略は、経営戦略を頂点に、事業戦略、組織戦略、そして具体的な戦術へとつながる階層構造になっています。多くの企業の社長は特定の分野に秀でたスペシャリストであるため、全体の階層を俯瞰することが難しく、ボトルネックの発見や適切な優先順位付けができないことがあります。

ここで、ジェネラリストの役割が重要になります。

ジェネラリストの強み
ジェネラリストは、事業、組織、財務など幅広い分野を横断的に理解しているため、社長と各部門のスペシャリストの間に入り、事業全体を俯瞰することができます。

  • ボトルネックの発見と優先順位付け 会社の状況(創業期、黒字化後、拡大フェーズなど)に応じて、最も重要かつ緊急性の高い課題がどこにあるのかを正確に特定し、取り組むべき課題の優先順位を適切につけることができます。
  • 各部門の連携強化 各分野のスペシャリストは、どうしても自分の専門領域に閉じこもりがちです。ジェネラリストは、それぞれの専門家の知識を統合し、部分的な改善ではなく、会社全体の成長につながる統合的なブランド戦略を推進することができます。

このように、ジェネラリストは中小企業の経営課題を体系的に解決し、持続的な成長を支える上で不可欠な存在と言えるでしょう。

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この記事の監修者

1977年生まれ。福岡県出身。地元のシステム受託開発会社に営業として就職するも東京転勤をきっかけに、当時球団買収などで世間を騒がせていた株式会社ライブドアに2004年入社。斬新な企画によりセミナー事業の収益を大きく伸ばす。

同社退社後、2007年に株式会社びりかんを設立。過去の経験を活かし、ベンチャーや中小企業向けに総合支援代行サービスを開始。業種問わず、マーケティングから営業強化、組織構築、制度再設計、採用改善、業務効率化、システム導入など多岐に渡って支援。「倒産寸前の零細企業をわずか3ヶ月で月商を7倍まで引き上げV字回復」「数名規模のITベンチャーを支援して同じく毎月数千万円の赤字状態から半年で黒字化、わずか5年でマザーズ上場を達成」「地方の中小製造業で幹部育成を行い、各種業務改善をやり続けた結果、創業30年以来の最高益2億円を叩き出す」「SaaS企業でマーケティングと営業を改善しMRRを短期間で3倍にする」など数々の成功実績を持つ

これまでに支援した企業は120社を超え、うち4社は上場を成功させている(株式会社オークファン、株式会社サイバーセキュリティクラウド、株式会社ROBOT PAYMENT)。また、開催したセミナーやワークショップののべ参加人数は3000名を超える。

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