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【COO代行が語る考える力UP】事業と組織のIQとEQ

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この動画では、ビジネスにおける中核的な能力の一つである「考える力」について、事業と組織という二つの側面から解説しています。

単なる論理的思考にとどまらず、感情的な側面も踏まえた多角的な視点が、いかに重要であるかを学ぶことができます。

目次

経営を成功させる二つの車輪:事業と組織

経営を前に進めるためには、「事業」と「組織」という二つのテーマを同時に回していくことが不可欠です。
事業の成長には組織の整備が不可欠であり、組織が成熟すればさらに事業を拡大できるという、相互に影響し合う関係にあります。
この両輪をバランスよく動かすことが、持続的な成長の鍵となります。

「考える力」を分解する:IQとEQ

「考える力」は、単なる知能指数(IQ)だけではありません。
事業と組織のそれぞれに、論理的な側面であるIQと、感情的な側面であるEQ(心の知能指数)が存在します。

  • 事業のIQ:SWOT分析やロジカルシンキング、プロジェクトマネジメントといった、論理に基づく事業戦略の策定です。
  • 組織のIQ:事業戦略に基づいた組織編成、採用・評価制度の設計、業務効率化など、組織を論理的に管理する側面です。
  • 事業のEQ:リーダーシップの発揮、ビジョンや理念の浸透、人望の獲得、合意形成など、感情的な側面から事業を動かす力です。
  • 組織のEQ:コーチングやチームビルディング、心理学など、従業員の感情や関係性を育む側面です。

論理と感情のバランスが成功を導く

経営においてはIQが注目されがちですが、組織が大きくなるにつれてEQの重要性が増します。
たとえば、経営者がビジョンを描く際には、事業戦略(IQ)だけでなく、メンバーの内発的な動機(EQ)を考慮する必要があります。
また、採用や育成の制度設計(IQ)だけでなく、信頼関係に基づく運用(EQ)が伴って初めて、その制度は機能します。

事業と組織、そしてIQとEQ。
これら四つの要素をバランスよく、そして相互に連携させながら動かすことこそ、真の「考える力」であり、ビジネスの成功を導く力となります。

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この記事の監修者

1977年生まれ。福岡県出身。地元のシステム受託開発会社に営業として就職するも東京転勤をきっかけに、当時球団買収などで世間を騒がせていた株式会社ライブドアに2004年入社。斬新な企画によりセミナー事業の収益を大きく伸ばす。

同社退社後、2007年に株式会社びりかんを設立。過去の経験を活かし、ベンチャーや中小企業向けに総合支援代行サービスを開始。業種問わず、マーケティングから営業強化、組織構築、制度再設計、採用改善、業務効率化、システム導入など多岐に渡って支援。「倒産寸前の零細企業をわずか3ヶ月で月商を7倍まで引き上げV字回復」「数名規模のITベンチャーを支援して同じく毎月数千万円の赤字状態から半年で黒字化、わずか5年でマザーズ上場を達成」「地方の中小製造業で幹部育成を行い、各種業務改善をやり続けた結果、創業30年以来の最高益2億円を叩き出す」「SaaS企業でマーケティングと営業を改善しMRRを短期間で3倍にする」など数々の成功実績を持つ

これまでに支援した企業は120社を超え、うち4社は上場を成功させている(株式会社オークファン、株式会社サイバーセキュリティクラウド、株式会社ROBOT PAYMENT)。また、開催したセミナーやワークショップののべ参加人数は3000名を超える。

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