経営者が避けて通れない「会社の出口戦略」。
その選択肢として、事業承継・M&A・IPOという3つの道を提示し、数々の中小企業を次のステージへ導いてきたのが、永見茂(ながみ・しげる)さんです。
銀行員として培った財務の知見と、M&A支援で積み上げた実績をもとに、永見は「企業価値を10倍から35倍に高める」独自の支援モデルを確立しています。
プロフィール

| 名前 | 永見 茂 |
| 肩書き | エグジット戦略コンサルタント/M&Aアドバイザー |
| 得意分野 | ・事業承継・M&A・IPO支援 ・財務分析・企業価値向上 ・新規事業開発支援 ・資金調達・キャッシュフロー改善 ・経営者コーチング・伴走型支援 |
| 得意業界 | ・製造業 ・IT・スタートアップ ・サービス業(飲食・美容・教育など) ・クリエイティブ業界(広告・動画制作) |
| HP | |
| Facebookアカウント | https://www.facebook.com/nagami.shigeru.5/ |
| サービス概要 | 事業承継、M&Aによる会社売却、IPO支援を中心に、財務面と非財務面の両軸から企業価値を最大化。 平均して企業価値を10〜35倍に高める独自の手法を確立し、全国の中小企業を対象に支援を展開している。 |
| プロフィール・略歴 | 銀行員としてキャリアをスタートし、法人融資・財務分析・企業再生の現場で多くの経営者と向き合う。 その後、銀行子会社にてM&Aや企業再編の支援を手がけ、実務経験を積む。 独立後は、自身の信念で「事業承継・M&Aによる社会的課題の解決」を掲げ、Exit Consultingを設立。 財務だけでなく、理念や人材など非財務価値を重視した企業価値創出に取り組む。 |
| 主な実績 | ・23歳の経営者を5ヶ月で売上4.2倍、上場企業との資本業務提携を実現 ・債務超過に陥ったショート動画制作会社を再生、大手リゾート企業と独占契約締結 ・複数の中小企業で事業承継・M&A支援を成功、経営者・従業員双方の幸福な“次のステージ”を実現 ・黒字廃業の回避支援、経営者のライフプラン設計を含む包括的エグジット支援 |
自己紹介と活動内容について
編集者まずは、簡単に自己紹介をお願いします。
永見:私の仕事は、経営者の「出口戦略」に伴走することです。
事業承継、M&Aによる会社売却、IPO支援などを通じて、経営者が築いてきた会社の価値を最大限に高め、次のステージへと繋げる支援を行っています。
財務面だけでなく、理念・組織・ブランドといった非財務価値も掛け合わせることで、企業価値を10倍から35倍へと引き上げることを目指しています。
この仕事を選んだ理由



なぜこの「COO代行」という働き方を選ばれたのですか?
永見:私はもともと銀行員でした。
日々、多くの経営者の資金繰りや事業計画に関わる中で、「黒字でも会社を畳まざるを得ない」「後継者が見つからないまま廃業する」という現実を何度も目にしました。
そのたびに「誰かがこの構造的な課題を解かなければ」と強く感じたのが、独立の原点です。
銀行で培った財務・資金の知見を“未来を繋ぐ力”として使う。それが私の使命になりました。
得意な支援領域と業界について



永見さんの支援の得意領域はどこでしょうか?
永見:得意領域は、大きく分けて3つあります。
1つ目はエグジットコンサルティング。企業価値を最大化し、最適な出口戦略を設計します。
2つ目は経営コンサルティング。財務基盤や事業構造を強化し、M&A・IPOに耐えうる会社体質をつくります。
3つ目は新規事業開発支援。将来の成長エンジンを作るフェーズで伴走します。



どんな企業・業界の支援が得意ですか?
永見:業界としては、製造業・IT・サービス業・クリエイティブ業界と幅広く、銀行員時代に培った業界理解力が強みです。
「誰にも負けない」と思える専門性は?



ご自身の専門性の中で、特に「これだけは負けない」と思えることは?
永見:それは「財務と経営をつなぐ翻訳力」です。
数字だけを追うのではなく、企業の本質的な強み──たとえば人や理念、文化などの“見えない資産”を、投資家や買い手に正しく伝えられる。
この“見えない価値の可視化”こそ、私が最も得意とする領域です。
単なるM&Aの仲介ではなく、企業価値を再定義するプロセスそのものに介入します。
印象的だった支援事例



これまでで印象に残っているご支援のエピソードはありますか?
永見:23歳の若手社長を支援したプロジェクトが印象に残っています。
当初は資金繰りも厳しく、経営体制も未成熟でした。
そこから財務の仕組みを整え、事業構造を再設計し、わずか5ヶ月で売上4.2倍。
最終的には上場企業との資本業務提携に至りました。
数字の成長以上に、経営者本人が“経営者らしく変わっていく”過程が嬉しかったですね。
重視している「関わり方」とは?



成果を出すために、関わり方で意識していることはありますか?
永見:「伴走」という言葉に尽きます。
私はクライアントに毎週課題を出し、行動を見ながら一緒に走ります。
単なる助言ではなく、“社長の成長”にフォーカスしたコーチング型支援です。
企業が変わる前に、まず経営者が変わる。その変化を支えるのが私の仕事です。
今後、取り組んでいきたいこと



今後、さらに取り組んでいきたいことはありますか?
永見:M&A業界の健全化です。
残念ながら、手数料目的で経営者を追い込むような悪質な業者も存在します。
私はそうした構造を是正し、経営者・従業員・買い手の三者すべてが幸せになれるM&Aを当たり前にしたい。
そして“黒字廃業”という社会課題に本気で取り組んでいきたいと考えています。
支援スタイルをひと言で表すと?



ご自身の支援スタイルをひと言で表すとしたら?
永見:「財務×人間力のハイブリッド支援」。
データとロジックだけでは企業は変わらない。
最後に会社を動かすのは“人”です。
だからこそ、数字の裏にある想いを汲み取り、経営者の伴走者として最後まで支える姿勢を大切にしています。
読者へのメッセージ



最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。
永見:会社の将来について悩む経営者の方へ。
「いつか考えよう」ではなく、今こそ出口戦略を考えるときです。
自社の価値を知り、未来の選択肢を広げておくことが、最も賢明なリスクヘッジになります。
事業承継・M&A・IPO──どの道であっても、正しい準備をすれば、会社はもっと高く飛べる。
私たちは、その“次のステージ”まで必ず伴走します。












