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【COO代行が解説】なぜ多くのプロが低単価に陥ってしまうのか?

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多くの個人事業主が「一生懸命働いているのに、なかなか収入が上がらない」という悩みを抱えています。

この動画では、COO代行の信國氏が、その原因が「低単価スパイラル」にあることを指摘し、そこから抜け出すための具体的な戦略を解説しています。

目次

なぜ、あなたの仕事は低単価になってしまうのか?

多くの個人事業主が陥りがちな低単価の根本原因は、単価が「稼働量」によって決まってしまうことにあります。月額固定の契約の場合、同じ20万円の仕事でも、1日8時間働くのと1時間しか働かないのでは、時間単価に大きな差が生まれてしまいます。

低単価に陥る主な理由

  • スペシャリストとしての「作業」を求められる 多くの個人事業主は、特定の分野のスペシャリストです。そのため、クライアントから「採用ページの作成」や「面接調整」といった、具体的な「作業」を依頼されることが多くなります。
  • 作業に追われて稼働量が増える これらの作業は多くの時間を要するため、受ければ受けるほど稼働量が増加します。結果として、時間単価は下がり、低単価の仕事に追われる悪循環に陥ってしまいます。
  • 価値の高い仕事に手が回らない 作業に忙殺されると、本来は価値が高く、高単価につながるはずの「戦略立案」や「コンサルティング」といった上位の仕事に手が回らなくなってしまいます。

低単価スパイラルを断ち切るためのキャリア戦略

この状況から抜け出すためには、ただ専門性を深めるだけのスペシャリストではなく、複数の領域に精通した「ゼネラリスト」としての視点を持つことが重要です。

ゼネラリストとして、作業に没頭するのではなく、クライアントの課題全体を俯瞰して解決策を提案する役割を担うことで、提供できる価値を高めることができます。例えば、採用支援の専門家であれば、単に作業を代行するだけでなく、企業の組織課題やブランド戦略まで見据えた採用計画を提案することで、クライアントにとって不可欠な存在となり、高単価の仕事を得られるようになります。

このように、自身のブランド価値を「作業代行者」から「戦略的パートナー」へと変えることが、低単価スパイラルから脱出し、持続的に成長するための鍵となるのです。

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この記事の監修者

1977年生まれ。福岡県出身。地元のシステム受託開発会社に営業として就職するも東京転勤をきっかけに、当時球団買収などで世間を騒がせていた株式会社ライブドアに2004年入社。斬新な企画によりセミナー事業の収益を大きく伸ばす。

同社退社後、2007年に株式会社びりかんを設立。過去の経験を活かし、ベンチャーや中小企業向けに総合支援代行サービスを開始。業種問わず、マーケティングから営業強化、組織構築、制度再設計、採用改善、業務効率化、システム導入など多岐に渡って支援。「倒産寸前の零細企業をわずか3ヶ月で月商を7倍まで引き上げV字回復」「数名規模のITベンチャーを支援して同じく毎月数千万円の赤字状態から半年で黒字化、わずか5年でマザーズ上場を達成」「地方の中小製造業で幹部育成を行い、各種業務改善をやり続けた結果、創業30年以来の最高益2億円を叩き出す」「SaaS企業でマーケティングと営業を改善しMRRを短期間で3倍にする」など数々の成功実績を持つ

これまでに支援した企業は120社を超え、うち4社は上場を成功させている(株式会社オークファン、株式会社サイバーセキュリティクラウド、株式会社ROBOT PAYMENT)。また、開催したセミナーやワークショップののべ参加人数は3000名を超える。

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