「二刀流」という言葉を社名に掲げ、複数の価値を同時に追求することを信条とする小曽根 康晴さん。
彼が描くビジネスの可能性と、自らのキャリアを磨き続ける哲学に迫ります。
プロフィール

名前 | 小曽根 康晴 |
肩書き | 二刀流株式会社 代表取締役社長 兼 CEO |
得意分野 | ・新規事業立ち上げ ・ハンズオン型コンサルティング ・起業家・事業家のメンタリング ・COO代行サービス |
得意業界 | ・ブライダル業界 ・転職・結婚相談所業界 ・スタートアップ(特にペットテック、フードテック) ・総合人材サービス |
HP | https://nitoryu.net |
Facebookアカウント | 準備中 |
サービス概要 | ハンズオン型の新規事業立ち上げコンサルタントとして、戦略立案から実行支援まで幅広くサポート。 新たにCOO代行サービスを提供し、特にスタートアップや中小企業に対して、組織の成長とスピードアップを支援。 起業家や事業家に対するメンタリングを通じて、ビジネスの現場で実践的なアドバイスを提供。 |
プロフィール・略歴 | 戦略系コンサルティングや総合人材サービスの経験を経て、ブライダル業界で執行役員として新規事業開発に従事。 業界初のクラウドソーシングやナイトチャペルヨガなど、常識にとらわれない新規事業を立ち上げ、業界を革新。 独立後はハンズオン型の新規事業立ち上げコンサルタントとして、多数のプロジェクトを実行支援し、転職エージェントではランキング1位を獲得。 現在はCOO代行サービスを展開し、起業家・事業家のメンタリングも行っている。 |
主な実績 | ・転職エージェントで総合評価&指名面談数ランキング1位を長期獲得。 ・結婚相談所の立ち上げでIBJアワーズ受賞。 ・クラウドソーシングやナイトチャペルヨガなど業界初の新規事業を立ち上げ。 ・ペットテックやフードテック等のスタートアップ支援。 ・COO代行サービスを通じて企業の成長支援。 |
自己紹介と活動内容について

まずは自己紹介からお願いできますか?
小曽根さん:二刀流株式会社の小曽根康晴です。
私は現在、使用代行と新規事業立ち上げコンサルティングの事業を中心に活動しています。
これまで、スタートアップから大企業まで60社以上の事業成長をサポートしてきました。
特に、新規事業立ち上げや企業の成長に関わるコンサルティングに強みを持っています。



ご自身の活動内容やサービスについて、詳しく教えてください。
小曽根さん:私が提供している主なサービスは二つあります。
ひとつは「COO代行」で、もうひとつは「新規事業立ち上げコンサルティング」です。
特に、中小企業の経営者向けに伴走型の支援を行っています。
どちらも、経営者と一緒に事業を育てていくスタイルで、戦略から実行までをサポートします。
また、スタートアップから大企業まで、多岐にわたる業界で支援しています。
なぜCOO代行という仕事を選んだのか



今のお仕事を選ばれた理由についてもお聞かせください。
小曽根さん:この仕事を選んだのは、私のこれまでのキャリアがCOO代行の仕事と深く結びついているからです。
私はこれまで、事業会社で新規事業を立ち上げる仕事に多く携わってきました。
新規事業は、戦略立案から事業計画策定、営業、プロモーションまで、全ての領域を自分で動かす必要があります。
独立後も、新規事業の支援を通じて、事業戦略、組織戦略、人事、マーケティング、オペレーションなど、幅広い分野に携わってきました。
こうしたゼネラリストとしての経験と知識を最大限に活かせるのが、COO代行という仕事だと考え、この道を歩むことを決めました。
得意な支援領域と業界について



得意な支援分野について教えていただけますか?
小曽根さん:大きく3つあります。
まず1つは、COO代行業務です。これは得意領域として自信を持っています。
2つ目は、新規事業立ち上げのコンサルティング。
3つ目としては、HR領域ですね。
具体的には、これまで自らHR系の新規事業を2つ立ち上げた経験がありますし、さらにCHRO(最高人事責任者)の代行といった役割も担ってきました。
加えて、人材会社で5年間勤務した経験もありますので、人材分野には特に強みを持っています。



そのHRの新規事業について、簡単に内容を教えてください。
小曽根さん:2つとも人材紹介に関わるサービスです。
1つは会社員時代に立ち上げたもので、人材紹介とクラウドソーシングをハイブリッドにした仕組みでした。
もう1つは独立後に始めた、大学生向けのオンライン海外インターンシップ事業です。
いずれもHR業界の中でニーズの高いテーマを扱ってきました。



どのような業界や企業の支援を得意としているのでしょうか?
小曽根さん:支援しやすい企業は、売上高10億円程度まで、従業員数10名から300名程度の中小企業です。
特に、トップと現場は存在するものの、中間管理職が不在または未成熟な「分断化した組織」に対して、私の支援が大きな力を発揮すると考えています。
業界は幅広く支援していますが、これまではアパレルやブライダルといったBtoC領域の経験が多かった一方、近年ではBtoBのバス・タクシー、部品メーカー、生命保険、ITサービスなど、多岐にわたる業界を支援させていただいています。
「誰にも負けない」と思える専門性は?



競合に負けない専門性については、どのようにお考えですか?
小曽根さん:私の専門性は、「スピード」と「マルチな対応力」です。
領域としては、特定の分野に限定せず、COOとしてあらゆる課題に対応できるマルチな対応力があります。
そして、もう一つの軸がスピードです。
考えるスピード、決断するスピード、そして顧客へのクイックなレスポンスは、誰にも負けない自信があります。
経営者の方は、常にスピーディーな決断を求められる環境にいます。
そのニーズに応えるために、チャットツールなどを活用し、どんな些細な相談にも迅速に対応することで、顧客満足度とリピート率向上につなげています。
印象的だった支援事例



これまでで印象に残っているご支援のエピソードはありますか?
小曽根さん:北海道の不動産ベンチャー企業を3年以上支援している事例が特に印象に残っています。
当初、その企業は「個人商店」のような組織でしたが、私が関わることで経営会議のあり方から業務フローまで、経営の質を根本から変えさせていただきました。
結果として、コロナ禍前には4億円だった売上高が、現在では10億円を突破し、大きく成長されました。
この事例は、単なる売上向上だけでなく、経営の仕組みをインストールし、企業体質そのものを変革できたという点で、特に思い入れがあります。
重視している「関わり方」とは?



成果を出すために、関わり方で意識していることはありますか?
小曽根さん:私が大切にしているのは、「社長のありたい姿の正しい理解」と「双方向のコミュニケーション」です。
売上目標のような定量的な目標だけでなく、企業のカルチャーや社長自身の好き嫌いといった人間的な部分も含めて、その方の「ありたい姿」を深く理解することを重視しています。
そして、従来のコンサルタントのように「あるべき論」を一方的に押し付けるのではなく、対等な立場で双方向のコミュニケーションを重ね、社長や従業員の方々が自ら「動きたい」と思えるよう、共感を生み出すことを心がけています。
今後取り組んでいきたいこと



今後取り組んでいきたいことはなんですか?
小曽根さん:今後最も力を入れていきたいのは、IPO(新規株式公開)支援です。
これまで様々な企業を支援してきましたが、まだ私自身が上場支援を直接手掛けた経験はありません。
IPOには高い難易度が伴い、途中で挫折してしまう経営者も少なくありません。
私のこれまでの経験と学びを活かし、そういった経営者の方々を支援し、共にIPOという大きな目標を達成したいと考えています。
支援スタイルを一言で表すと



ご自身の支援スタイルを一言で表すとしたら、どのように表現されますか?
小曽根さん:「ハンズオン」です。
これは単に実務の細かい部分まで全てやるという意味ではありません。
クライアント企業のことを自分ごとと捉え、社長の隣で伴走し、どんな時も寄り添うというマインド的なコミットメントを指します。
泥臭い仕事も厭わず、常に高いコミット感を持って支援に臨んでいます。
読者へのメッセージ



最後に、読者の方々へメッセージをお願いします。
小曽根さん:経営課題を抱えているけれど、何から手をつけていいか分からない、という経営者の方へ。
まずは一度、気軽にご相談ください。
漠然としたお悩みでも構いません。
壁打ちやメンタリングを通じて、あなたの会社の「経営の質」を向上させ、事業成長へと繋がる道筋を共に探っていきましょう。